Journal of Pesticide Science
Online ISSN : 1349-0923
Print ISSN : 1348-589X
ISSN-L : 0385-1559
摂食阻害物質に対するハスモンヨトウの電気生理学的反応
ハスモンヨトウ幼虫における摂食阻害物質の作用機構 (第6報)
Alice Girgis ANTONIOUS斎藤 哲夫中牟 田潔
著者情報
ジャーナル フリー

1984 年 9 巻 1 号 p. 143-146

詳細
抄録
ハスモンヨトウ幼虫の下咽頭に微細電極を挿入し, ミクロシリンジで口器各部に摂食阻害物質を局所処理した. 幼虫の下咽頭がクロルジメホルムに対して最も感受性が高く, クレロディンに対しては小腮鬚が最も感受性が高かった. クレロディンの作用点は小腮鬚で, クロルジメホルムのそれは下咽頭であろうと考えられる.
引用文献 (18)
著者関連情報
被引用文献 (1)
© 日本農薬学会
前の記事 次の記事
feedback
Top