群馬大学 重粒子線医学研究センター
2015 年 64 巻 6 号 p. 377-381
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粒子線がん治療は放射線生物学によって理論的に裏打ちされ,医工学の発展によって高精度化が進んでいる。ここでは粒子線がん治療における放射線生物学のこれまでの寄与と,(1)DNA損傷とその修復,(2)殺細胞効果,(3)転移におよぼす効果,(4)治療可能比について最近の知見を記す。最後に放射線生物学の果たす粒子線がん治療への展望について論じる。
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