金沢大学医学部第2内科教室
1974 年 50 巻 6 号 p. 1024-1036,980
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
甲状腺ホルモンがHGH分泌に与える影響を臨床例, T3投与正常人を対象に検討した.甲状腺機能亢進症では低下症と同様HGH分泌低下をみ, 治療後改善も遅延した.実験群ではアルギニン刺激時, T3, ステロイド投与のいずれでもHGH分泌低下, 両者同時投与で一層の分泌抑制をみ, これら薬物の下垂体, 上位中枢への直接作用が示唆され, 亢進症ではこの機序に慢性ホルモン過剰の影響が加味されていると想定された.
内分泌學雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら