山梨厚生病院心臓血管外科
2013 年 42 巻 3 号 p. 204-206
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症例は85歳の男性で,2年前に3 cmの左大腿深動脈瘤が確認されていた.突然,左大腿上部の腫脹と疼痛が出現し,2日後に来院した.CT所見より大腿深動脈瘤の破裂と診断したが,動脈瘤は血栓閉塞していたため経過観察を行った.1カ月後も疼痛を認めたため手術を行った.動脈瘤内の血栓を除去して止血されていることを確認してドレナージ術を行った.破裂性動脈瘤が血栓閉塞するという稀な経過をとった.
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