金沢大学医薬保健研究域医学系血液情報統御学 金沢大学附属病院腎臓内科
金沢大学附属病院腎臓内科
2011 年 100 巻 11 号 p. 3247-3255
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新規導入患者数は頭打ち傾向にあるものの末期腎不全による透析患者がいまだ増加しており,腎臓病の予防,早期発見,適切な治療,予後改善が求められている.慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱され,検尿に加えて,推算式による推算糸球体濾過量(eGFR)が日常臨床に用いられている.さらに,病態,予後を反映する新規バイオマーカー,画像診断が開発・臨床応用されている.検査の適切な使用ならびに評価により,包括的な腎臓病の理解と予後の改善が期待される.
日本内科学会会誌
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