さいたま市立病院内科
さいたま市立病院消化器内科
さいたま市立病院感染症科
2013 年 102 巻 12 号 p. 3215-3218
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症例は65歳,男性.両下肢痛,腰痛,下痢で受診し,著明な黄疸を伴う肝機能障害,腎機能障害,血小板減少を認め入院.第3病日にARDSとなり,人工呼吸器管理を要した.第12病日入院時の血清よりレプトスピラDNAが検出され,Weil病と診断した.セフトリアキソン/セフォタキシム投与,持続血液濾過透析,ビリルビン吸着等集学的治療により救命できた.直前の旅行歴はなかったが,食肉市場に勤務しており,職場での感染の可能性が考えられた.
日本内科学会会誌
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