東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
東京慈恵会医科大学/内視鏡部(柏病院)
2006 年 68 巻 2 号 p. 108-109
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病理組織学的な確定診断は得られていないが,画像診断より消化管重複症と考えられ経過観察中の胃囊胞の2症例について報告する。1例目は58歳,男性で胃体部大彎に接する長径6cmの囊胞がみられ,2例目は48歳,女性でやはり胃体部大彎に接する長径4cmの囊胞が認められた。両例とも超音波内視鏡などの各種画像検査より消化管重複症と考えられた。消化管重複症は小腸に多く,胃での発生は稀である。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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