東京女子医科大学付属青山病院/消化器内科
東京女子医科大学付属成人医学センター/消化器内科
帝京大学病院/病理学教室
2006 年 68 巻 2 号 p. 124-125
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Brunner腺腫は,以前は稀な疾患と考えられていた。今までは,異型のないBrunner腺の増生により腫瘤を形成したものと考えられてきたが,これらは現在Brunner腺過形成と診断され,少ない頻度であるが真の腺腫と考えられる病変も存在することが分かってきた。今回我々はBrunner腺を発生母地とした十二指腸腺腫の1例を経験し,HIK1083染色により確実に診断することが出来たので報告する。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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