東京女子医科大学附属青山病院/消化器内科
東京女子医科大学附属青山病院/外科
東京女子医科大学附属青山病院/成人医学センター
東京女子医科大学/血液内科
帝京大学病院/病理
2006 年 69 巻 2 号 p. 74-75
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例74歳男性。健診でCEA7.4mg/dlと上昇を認め,上部消化管内視鏡検査を施行したところ,胃体上部前壁に直径20mm大の頂部に陥凹を伴う隆起性病変を認めた。内視鏡像からはGISTを考えたが,生検結果では悪性リンパ腫が疑われ,腹腔鏡下胃部分切除術施行となった。切除標本ではCD10,CD20,bcl-2が陽性で,Follicular lymphoma(B-cell)と診断された。所属リンパ節の転移を認め,慎重な術後の経過観察が必要と考えられた。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら