東京女子医科大学附属青山病院/消化器内科
東京女子医科大学附属病院/成人医学センター
帝京大学病院/病理
2007 年 70 巻 2 号 p. 80-81
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胃の内分泌細胞癌は稀な癌であるが,早期より高率に脈管侵襲や遠隔転移をきたし予後不良とされている。また外科手術後の病理検索で腺癌の深部に内分泌細胞癌が確認される症例も多く,術前の内視鏡直視下生検では内分泌細胞癌が採取されず確定診断に至らないこともある。我々は,肝臓に転移し,カルチノイド症候群類似の症状を呈した胃内分泌細胞癌を経験した。生検組織の免疫組織化学染色によりセロトニン産生腫瘍と診断された。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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