平鹿総合病院心臓血管外科
1996 年 25 巻 2 号 p. 135-138
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58歳, 男性. 腰部から両下肢の冷感と疼痛が突然出現し増悪したため救急車にて当院に搬送された. 理学的所見, 腹部CT, 動脈造影により終末腹部大動脈瘤に合併した急性大動脈閉塞と診断し, 人工血管による緊急血行再建を施行した. 術後はMNMSによる腎不全, ischemic neuropathy などさまざまな合併症を認めたが集学的治療により救命し, 自力歩行可能な状態で退院となった.
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