破裂性腹部大動脈瘤に対する腹膜外到達法緊急手術 自験例における適応の検討

師田 哲郎; 安藤 太三; 大北 裕; 吉鷹 秀範; 中山 芳夫; 高本 眞一

doi:10.4326/jjcvs.25.64

破裂性腹部大動脈瘤に対する腹膜外到達法緊急手術

自験例における適応の検討

師田哲郎, 安藤太三, 大北裕, 吉鷹秀範, 中山芳夫, 高本眞一

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キーワード: 破裂性腹部大動脈瘤, 腹膜外到達法

ジャーナルフリー

1996 年 25 巻 1 号 p. 64-66

DOI https://doi.org/10.4326/jjcvs.25.64

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抄録

破裂性腹部大動脈瘤に対し, 腹膜外到達法による緊急手術を2例に施行した. 1例目は腎動脈下紡錐状動脈瘤, 径44mm. ショック状態で当院へ搬送され緊急手術を施行した. 2例目は腹部大動脈瘤の経腹膜法による人工血管置換術後で, 近位側吻合部に仮性動脈瘤を形成, 破裂し緊急手術となった. いずれの症例も開腹手術の既往を有していたが, 良好な視野で手術操作が可能であり, 術後経過は順調であった.

責任著者(Corresponding author)

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