松江赤十字病院心臓血管外科
1998 年 27 巻 4 号 p. 245-248
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症例は55歳, 男性. 24歳時に左腎動脈狭窄に対しテフロン代用血管による左腎動脈血行再建術を他院にて施行された. 当院における狭心症精査の際にそのグラフトを造影したところ, 径約4cmの吻合部仮性動脈瘤と診断され, 再手術を施行した. 瘤を切開し離開した初回手術吻合孔を閉鎖したのち, あらかじめ腹部大動脈に端側吻合した人工血管に左腎動脈へのグラフトを端々吻合した. 術後の経過も順調であった.
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