佐賀医科大学総合診療部
1993 年 24 巻 3 号 p. 209-214
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医師4名と医学生24名が外来患者104名について病歴聴取後と診察後にあげた仮説病名と主観確率を調査表に記入した.仮説病名教については医師と医学生の間で差はなかったが, 最終診断に一致した仮説病名の主観確率は医師で高く, 医学生ではばらつきが大きかった。また学生では稀な疾患を想起しやすい傾向がみられた, 以上より医学生の診断上の認知プロセスの特徴として, 有病率に関する理解度が低いこと, 臨床的判断が確信をもってなされてないことが考えられた.
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