藤田保健衛生大学医学部第1生理学
1997 年 28 巻 4 号 p. 231-234
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18歳人口減少に伴う 「医科大学志願者減少」 が学生の質を低下させるであろうとの予想を, モデルを用いて裏づけた.また, この際, 別個の現象である 「医学情報量増大」 がともに働き, 学生の質の低下を倍加させる理由をも明らかにした. この結果は, 一部の医科大学が, 近い将来, 危機に直面するだろうことを示唆している. この危機を乗り切る対策は新カリキュラムしかなく, その成否は教員の教育意欲で決まる. その理由を説明した.
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