電気通信大学電気通信学部量子・物質工学科 CREST/ 科学技術振興事業団
2001 年 70 巻 2 号 p. 138-148
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レーザー場と強く相互作用するラマン型3準位系に典型的に現れる量子干渉効果を用いた光学過程を「量子コヒーレンスによる光学応答の制御」の立場から議論する.とりわけ,共鳴3準位系と遠共鳴系を対比させながら議論する.遠共鳴系の作業物質として固体水素を例示して議論する.最近のいくつかのトピックス:超低速光伝搬,極低光強度での非線形光学,最大コヒーレンスを用いるパラメトリック過程,パルス伝搬の固有状態,サブフェムト秒光パルス発生の可能性などについて議論する.
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