工業技術院機械技術研究所
1993 年 7 巻 2 号 p. 115-120
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生体組織・器官の活動度の指標となる組織の酸素化度を、 近赤外光を用い、 無侵襲で断層像として描き出す光CTの研究開発が行なわれている。 X線とは異なり、 光は生体により強く散乱されるため、 X線CTの方式や画像再構成アルゴリズムをそのまま適用することは困難である。 光が生体内でどのように伝播して行くかについての理解が先ず必要であり、 それに基づいた新しい画像再構成アルゴリズムの構築が期待されている。 ここでは光CT開発の現状と展望を述べる。
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