人工臓器
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連続測定型エンドトキシンセンサの開発
四元 盛文氷見 直之吉見 靖男金森 敏幸酒井 清孝
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1993 年 22 巻 3 号 p. 1036-1039

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抄録

透析液ライン内のエンドトキシン濃度を連続的に監視するために、リムルステストを用いたエンドトキシンセンサーを開発した。
エンドトキシンセンサーに用いる発色試薬をトキシカラーから選択性の高いエンドスペシーに替え、また反応回路の洗浄法および試料の混合効率を改良し、測定精度の向上を試みた。
エンドスペシーを用いて0~40pg/ml程度の濃度範囲で十分な定量性の得られる最小反応時間は12分であった。この反応時間で連続測定を行ったところ応答時間15分で0~20pg/mlのエンドトキシン濃度と吸光度の間に良好な直線性が得られた。
本センサーは、透析液ラインのエンドトキシン濃度の管理目標値10pg/ml程度の低エンドトキシン濃度の透析液の監視が可能であると考えられる。

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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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