高砂市民病院皮膚科
高砂市民病院内科
高砂市民病院整形外科
2005 年 4 巻 2 号 p. 168-171
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55歳,男性。発熱,意識障害,疼痛を伴う皮疹を認め,救急搬送された。右頚部,両上肢,右下肢の紅斑と右膝部の膿疱を認め,膿疱内容液よりA群溶連菌が検出された。腎不全,肝不全を合併し,両上肢は壊死性筋膜炎を生じていた。劇症型A群溶連菌感染症と診断し,緊急デブリードマンを施行し,その後の集学的治療により救命しえた。右膝部の膿疱と血中から同種の菌が検出され,この皮疹を敗血疹と考えた。
皮膚
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