奈良県立医科大学放射線科
奈良県立医科大学精神科
東大阪市立総合病院放射線科
2008 年 10 巻 1 号 p. 39-42
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【要旨】拡散テンソル法は生体内の水の拡散の程度や、異方性を解析できる手法である。一般に白質神経路の障害では、拡散能が上昇し、拡散異方性が低下する傾向にある。拡散テンソル法による拡散能・拡散異方性の検討は、拡散テンソルトラクトグラフィーと組合せることにより、解剖学的により特異的な情報を得ることができると考えられる。Alzheimer病をはじめとした神経変性疾患の評価に、本手法が有用であることが示唆される。
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