筑波大学水戸医療教育センター内分泌代謝・糖尿病内科
筑波大学
2009 年 98 巻 4 号 p. 794-801
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糖尿病患者には初期から動脈硬化疾患(糖尿病大血管障害)が多発する.糖尿病患者において,大血管障害を予防するためには,血糖のみならず血清脂質,血圧,生活習慣など多くの因子に対する総合的管理が必要である.糖尿病患者に対する血圧や血清脂質の治療管理目標値は一般より厳しく設定されているが,目標値に達しない患者は多い.一方,大血管障害の頻度やリスクファクターには人種差がみられるが,日本人の大規模前向きデータは十分でなく,今後さらに蓄積する必要がある.
日本内科学会会誌
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