京都大学助手大学院農学研究科
(独) 産業技術総合研究所
2006 年 53 巻 p. 921-925
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瀬戸内海中央部の潮汐フロント域において密度流の実測を行い, 数値モデルとあわせてフロントを横切る方向に流れが生じる機構を明らかにした. 潮汐フロント域では水平密度勾配に起因する密度流が生じる. 流れの主成分は地球自転の効果によってフロントに沿う方向となる. しかしそれが陸岸に達した後は岸に沿って流れるため, フロントを横切る方向となる. この機構によって, フロントを横切る物質輸送が生じる. これは陸岸に囲まれた潮汐フロント域に共通するメカニズムであると考えられる.
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