信州大学大学院社会開発工学専攻
信州大学工学部建築学科
2012 年 12 巻 1 号 p. 1_1-1_19
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本論文では、下階に鉄筋コンクリート造を上階に木質構造を配した立面的併用構造に対して、各構造の剛性や重量の違いによって地震時の高さ方向の外力分布の傾向を明らかにするとともに、塑性化や損傷の程度について解析的な検討をおこなった。加えて、現行Ai分布では危険になる構造について、2質点系の重量と剛性比に基づく外力分布を2質点を超えるものにも適用できるような考え方を提案し、その妥当性を時刻歴応答解析の応答変形によって確認した。
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