群馬県繊維工業試験場
お茶の水女子大学大学院
2003 年 12 巻 p. 35-40
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絹セリシンとタンニン酸とを併用して、パッドアンドキュア法で合成繊維に対する絹タンパク質加工を行った。セリシン濃度 0.1% で加工したポリエステル試験布は、水滴の拡散時間がセリシンを含まない系で加工した試験布と比較すると、著しく短くなった。また、前者の風合いは、柔軟さやヌメリ感が得られた。さらに加工布の洗濯耐久性も認められた。
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