新潟大学工学部化学システム工学科
1998 年 71 巻 4 号 p. 232-238
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スチレンの分散重合系に染料を添加することにより着色粒子の生成を試みた。実験では, 分散安定剤の種類やその添加量, 染料の種類およびその添加時間を変化させることにより, 着色粒子の生成状況, 生成粒子の平均粒径や均一性に及ぼす影響を比較検討した。さらに, 生成した粒子については, 電気レオロジー効果 (ER効果) を測定し, 実用化の可能性にっいても検討した。その結果, 分散安定剤にポリビニルピロリドンを添加した場合, 平均粒径2~3μmの単分散着色粒子が得られることが分かった。
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