主催: 電気関係学会九州支部連合会
日常の中で、複数のコンテンツを相互に参照して、得たい情報を取得する場面がある。本研究では、携帯電話を用いることにより、空間を媒介としてコンテンツを重ね合わせる手法であるPick and Lapを提案する。本手法では、ユーザが携帯電話でコンテンツを取り込んで持ち運び、次のコンテンツへ重ね合わせた時、以前のコンテンツとの関係性からユーザに新しい情報を提示する。本研究では、情報誌を対象として、複数ページを挟んで存在する、店情報と地図という二つのコンテンツの関係性から、コンテンツが重ね合わされた時の振る舞いについて考察を行う。