水文・水資源学会研究発表会要旨集
第22回(2009年度)水文・水資源学会総会・研究発表会
セッションID: G2
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研究グループ報告 (8月20日16:00~16:40)
若手ネットワークの構築-異分野協力から異分野融合へ-活動報告書
*甲山 治手計 太一山崎 大
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抄録

水問題は水文・水資源分野が21世紀に解くべき最重要課題のひとつである。地球温暖化問題、食糧・エネルギー問題とも関連し、人間社会の持続性にも関わる喫緊の課題でもある。一方、水は人の暮らしと直結しており、個別性を持つ地域の特徴や、社会的な、あるいは経済的な事情、等々の理解なしに問題の解決は難しい。暮らしに結びついた水問題は様々な観点から検討されることで、本質が理解され、協働による問題の解決を図ることができる。ここに異分野融合の必要性があるが、異分野協力から異分野融合を達成するには鳥瞰的視点の醸成が必要であり、特に分野の異なる若手のネットワーク構築による交流から新しい意識の醸成が可能になると考える。そこで、若手を中心とした意見、経験、知識の交流の機会を作るために、研究グループを申請し活動を行っている。

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© 2009 水文・水資源学会
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