水文・水資源学会研究発表会要旨集
第24回(2011年度)水文・水資源学会総会・研究発表会
セッションID: 48
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気候変動・地球環境(2) (9月1日 16:00~17:30)
GCMによる月降水量変動幅および日降水量強度の将来変化
*道広 有理佐藤 嘉展鈴木 靖
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抄録
地球温暖化の影響は,気候の平均的な変化にとどまらず,洪水や渇水の頻度や規模が変化すると考えられている.本研究では,IPCCの第4次評価報告書に用いられたCMIP3の24モデルと,気象研の超高解像度大気モデルMRI-AGCM(3.1Sおよび3.2Sの2モデル)の実験結果を解析し,日本国内における降水量特性の将来変化について検証した.その結果,月降水量の変動幅と日降水量の強度は将来的に増大傾向にあり,渇水や洪水が深刻化する可能性が示唆された.
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© 2011 水文・水資源学会
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