主催: 日本液晶学会
会議名: 2007年 日本液晶学会討論会
開催地: 東京工業大学 大岡山キャンパス
開催日: 2007/09/12 - 2007/09/14
ブルー相(Blue Phase: BP)は、三次元周期構造を自己組織的に形成しチューナブルフォトニック結晶などへの応用が期待されている。しかしながら、約1 Kという発現温度範囲の狭さが実用化への障害となっていた。本研究ではBPが分子配列の無秩序な欠陥領域とそれ以外の秩序領域の共存状態であることに着目し、無秩序相である等方相と秩序相であるネマチック相の共存温度範囲の広い混合液晶を用いてBPの発現温度範囲の拡大を検討した。