日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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ISSN-L : 1880-3490
2010年 日本液晶学会討論会
セッションID: PA26
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ビナフチル骨格を有するフッ素系キラル剤により誘起されるキラル液晶相の特性評価
*柿坂 康太樋口 博紀奥村 泰志菊池 裕嗣
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抄録

フッ素系ネマチック液晶は極性不純物を取り込みにくく、低粘性であるため配向変化が迅速であることが知られている。また、ビナフチル骨格をもつ誘導体は種々のカイラル剤において高いHTPを有する。本研究では、大きなねじり力を有し、極性不純物を取り込みにくいキラル剤の開発を目的として、ビナフチル構造を有するフッ素系キラル剤を合成し、液晶中での諸物性の検討を行った。

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© 2010 日本液晶学会
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