主催: 日本文化人類学会
著者所属:桜美林大学
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日本では、過去15年間に、看護・福祉系の大学が急増している。それは、医療人類学にとって、教育現場から社会へと、医療人類学の考えを流通させるチャンスである。しかし、医療人類学は、その<原液>を、医療教育の現場へと注入できていない。医療人類学は、注入すべき濃い<原液>をもたなくなったからである。医療人類学が求められる現状に対して、<原液>が薄まっているというジレンマ。どのような突破が可能かについて、文化人類学の現状と交差させながら考えてみたい。
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