著者所属:お茶の水女子大学
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第二次世界大戦の「記憶」は、常に虚偽であるか否かが問われる抗争の場である。しかし、「記憶」をめぐり注視すべき点は、記憶の保持者がその可変性・操作性に意識的であるという前提に立った上で、彼/彼女がいかなる選択肢を選び取ったのか、その選択の意味を考察することにある。本発表は、西表島への疎開を契機にマラリアに罹患し人口の3分の1を失った沖縄・波照間島民の「記憶」とそれへの向き合い方に着目する。
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