精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会秋季大会
セッションID: K37
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パルスNd:YAGレーザを用いたアルミの微細溶接において連続発振半導体レーザ重畳が溶接現象に及ぼす効果
*中芝 伸一岡本 康寛酒川 友一三浦 和也岡田 晃宇野 義幸
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抄録

波長1064nmのパルス発振Nd:YAGレーザはアルミ合金の溶接に多用されているが、光吸収率が低いことから加工効率が低く、また加工状態が不安定になりやすい。本研究では、吸収率のより高い808nmの連続発振LDを重畳することにより、加工効率の向上はもとより材料の急激な温度変化を抑制して加工品質の向上に寄与することを明らかにした。また、その加工過程を高速度カメラによって観察した結果に関しても報告する。

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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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