精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会秋季大会
セッションID: E06
会議情報

パルスプラズマCVD法により成膜したDLC膜のマクロ欠陥検出
*櫻田 悠一高島 舞赤坂 大樹岩本 喜直松尾 誠大竹 尚登
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜はピンホールや空孔など様々なマイクロサイズの欠陥を含んでおり,それが膜の性能低下を引き起こす.本論文ではDLC膜に白色光を照射し,欠陥部分で散乱した光を暗視野顕微鏡で観察することで欠陥を検出する方法を考案した.さらに,DLC膜は光透過率に波長依存性があり,この性質を利用することにより検出された欠陥をDLC膜表面と内部に分離することを試みる.

著者関連情報
© 2012 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top