上智大学経済学部
2014 年 48 巻 1 号 p. 78-91
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本稿は,専業メーカーと総合メーカーの技術開発体制の比較を行い,その相違が開発成果にもたらす影響を探索したものである.蛍光表示管業界を対象とした事例分析の結果,総合メーカーは特定の専門領域を持つ人員の異動により,要素技術の構成を適時変化させているのに対し,専業メーカーでは領域横断的な共同開発のネットワークがあり,中心人物の世代交代によって開発の焦点が緩やかに変化する,というパターンの違いが示される.
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