高崎経済大学経済学部
同志社大学大学院
2014 年 48 巻 1 号 p. 52-63
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社会の公器としての,あるいは「ヒト」としての会社とはどのように理解されることができるだろうか.本稿では「ステークホルダー型」とみられる日本企業2社を取りあげ,それらの戦前における企業統治論上の特徴を明らかにする.その目的は,戦前の日本企業の性格づけにかんするこれまでの議論に貢献することであり,かつその場合に「エージェンシー関係の忌避」という観点が有効であることを示唆することである.
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