川崎医科大学リハビリテーション医学教室
2017 年 54 巻 9 号 p. 657-660
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摂食嚥下関連筋の形態や嚥下運動を超音波装置を用いて評価する方法が数多く報告されている.超音波検査は筋,軟部組織の描出に優れており,また場所を選ばず施行することができる.筋の形態評価では,舌,舌骨上筋群の,嚥下運動については舌や舌骨の運動報告が多い.嚥下造影検査(VF)のように食塊の移動と嚥下運動を全体として捉えることは困難であるが,その特質を生かした臨床応用が期待される.今後の知見の積み重ねに期待したい.
リハビリテーション医学
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