主催: 一般社団法人日本物理学会
会議名: 2016年度日本物理学会秋季大会
開催日: 2016/09/13 - 2016/09/24
大気チェレンコフ光望遠鏡による超高エネルギーガンマ線の観測では、焦点面検出器の光検出効率がガンマ線検出感度を決める要因のひとつである。高い光検出効率は夜光に対するチェレンコフ光の信号比を高め低エネルギーガンマ線の観測を可能にする。また同時に、鏡の面積やシリコン半導体の使用面積を減らすことで望遠鏡建設費の低減も可能にする。本講演ではCTA大口径望遠鏡用の集光装置の開発状況、また中・小口径望遠鏡用の集光装置の開発可能性について報告する。